小木博明(おぎやはぎ)

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小木 博明(おぎ ひろあき、1971年8月16日 - )は、日本のお笑い芸人である。おぎやはぎのボケ担当。相方矢作兼。プロダクション人力舎所属。身長178cm、体重78kg。


来歴

子ども時代

1971年東京都板橋区出身。父親は福井県の出身、都内で歯科医(開業医)をしている。兄が二人いる。

東京都立北野高等学校で矢作兼と知り合う。小木はサッカー部、矢作はテニス部に所属しており両方エースでキャプテンであった。[1] 矢作から「いい中華屋(中華たけいし)があるんだけど行かない?」と誘い、小木が「いいよ」と言ったのがきっかけとなり、一気に親交が深まる。 当時の担任は当時を振り返り、「小木は何を考えてるのか分からないタイプ。小木がこういう道に進むのは予想外」と答えている。[1]

会社員時代

卒業後、オリエンタルランドに入社。テーマパークのマネージャー職を経て、旅行代理店に転職する。約1年間ハワイに滞在し、VIPの旅行手配を行っていたが、バブルがはじけた影響で会社が倒産。 帰国後はタワーレコードに就職し、アメリカ本社への商品の手配などを担当していたところ、矢作に「あのさあ~、楽して稼げる仕事があるんだけど やらない?」と電話で誘われる。 小木も「やるやる!」と即答し、1995年「おぎやはぎ」を結成。[1] 小木は「世の中そんな楽して稼げる仕事なんて見つからないじゃないですか?それを矢作が見つけてきたんで、逃す手はないですね」と語っている。

コンビ名の由来は、「小木と矢作です。よろしくお願いします」という挨拶を、オーディションの面接官が「おぎやはぎ」と聞き間違えたこと。しかし二人は「ま、いいか」と訂正しなかったため、そのままコンビ名となったという。

若手時代

最初の2年間は2人ともツッコミなしでボケるというスタイルでやっていたが全然ウケなかった。ある時「舞台の袖から他の芸人がどういう所でウケてるのだろうか」とチェックしたところ、ボケの後の「ツッコミ」でウケていると気づき、「小木=ボケ矢作ツッコミ」のスタイルに決定したとのこと。矢作いわく、「ツッコまないとお客さんって笑わないんだな……と気づくまでに2年かかった」。[2]

下積み時代について、「お金がないですけど、そんな悲観的な感じじゃないんですよね。それはそれで楽しいんですよ。だから『うわぁつれぇーぜ!』と『早くこんな生活から抜け出したい』って言って、歯を食いしばって頑張ったみたいな……そういうノリが一切ないんですよね」と振り返る。 [1]

また、極楽とんぼ加藤浩次から「見た目に個性がないから2人ともメガネにしろ!」というアドバイスを受け、2人ともメガネを掛けるというスタイルに変わる。[1]

ブレーク

M-1グランプリ2001年2002年に2年連続で決勝進出したことをきっかけに、人気芸人の仲間入りを果たす。

その後も2005年から『ゴッドタン』(テレビ東京)、『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)など多くのレギュラー番組を抱える売れっ子として活躍を続ける。

2006年10月10日に元歌手の森山奈歩と6年間の交際を経て結婚・入籍。(ちなみに小木が結婚するかどうかはTBSラジオJUNKにてリスナーと相談して決まった。) 森山良子は義母、森山直太朗は義弟、かまやつひろし、TAROかまやつ、ティーブ・釜萢らは姻戚関係にあたる。

芸風

おぎやはぎ

漫才もコントもこなすおぎやはぎであるが、漫才では主にお互いを褒め合い、高め合うというネタが多く、ジワジワ笑いを誘う脱力系。

  • おぎやはぎの漫才はよく「東京っぽい」とか「シュール」と表現されることが多い。これはおぎやはぎの漫才が、街の若者が立ち話をしているかのような、自然の会話に聞こえるからだ。小木と矢作はコンビ仲間というより、お互いを理解している友達で、彼らの漫才は友達との笑い話に近い。つまり、普段私たちが友達と交わしている何気ない笑い話を漫才まで飛翔させたものがおぎやはぎの漫才である。[3]
  • まったりとしたスローテンポと独特のボケ、ツッコミで展開される漫才が特徴的。基本的には激しいツッコミはほぼ無く、ツッコミというよりも「宥め」「訂正」「説得」と受け取ることもできる。
  • つかみには、「小木です」「矢作です」「おぎやはぎです」あるいは「おぎやはぎですけど何か?」、「おぎやはぎですけど何か質問でも?(もしくは「問題でも?」)」と言い、漫才に入る形式が多い。コントでは、小木のキャラに矢作が乗っかっていく展開や、二人の話を中心にストーリーが進んでいく展開が多い。独特の間と空気間で「中毒性がある」と評されていた。ゆるいながらも癖が強く、犯罪を風刺した際どい長編コントが非常に多い。
  • 昨今のバラエティー番組では、若手や中堅芸人たちの生き残りを賭けた戦いがますます過熱している。その中で、最も求められるスキルとして「空気を読むこと」が挙げられる。しかし、おぎやはぎは「空気を読むこと」をせず、周りに「空気を読ませる」ように仕向けていく。いわば、おぎやはぎは、空気に自分たちを合わせるのではなく、自分たちに空気のほうを合わせるという作戦をとっている。 [4]
  • 元々コントをやっていたが、テレビ出演は少なかった。そのため、2001年に創設された漫才のコンテストである『M-1グランプリ』に出場するために漫才を始めたという。

小木博明

  • ラジオ内では、バイセクシャルキャラなどが有名で、度々俳優の「千葉雄大が可愛い」と発言している。

エピソード

  • 小木と森山家は、森山良子を「ババァ」と呼べるほど仲が良い。[5]
  • 愛称は小木くん、センス小木、オギーブン。バナナマンや土田晃之など一部の年下の芸人からは先輩後輩かかわらず「小木さん」と呼ばれている。

受賞歴

おぎやはぎ

  • 2001年 M-1グランプリ10位
  • 2002年 M-1グランプリ4位
  • 2002年 NHK新人演芸大賞特別審査員賞


代表作

おぎやはぎ

映画

  • マダガスカル 日本語吹替版シリーズ(ドリームワークス) - 声の出演(小木:キングジュリアン役/矢作:モーリス役)
  • マダガスカル(2005年、ドリームワークス/アスミック・エース、日本語吹替版)
  • マダガスカル2(2009年、ドリームワークス/パラマウント・ジャパン、日本語吹替版)
  • メリー・マダガスカル(2009年、日本語吹替版)
  • マダガスカル3(2012年、パラマウント映画、日本語吹替版)
  • 超劇場版ケロロ軍曹(2006年、角川ヘラルド映画) - キルル役、2人1役
  • 真夜中の弥次さん喜多さん(2005年、アスミック・エース) - 旅篭の客 役
  • ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE(2013年、東宝) - 観覧ルーム 神様 役
  • ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキックラブ(2013年、東宝) - 観覧ルーム神様 役


書籍

  • 『地味ですが何か?』(2006年7月、あさ出版)

CD

アルバム

  • ビジトジ(2005年1月、MusicWeb RECORDS)芸人ユニット「ビジトジ」

シングル

  • ケロロダンシング(2006年3月、GT music)映画『超劇場版ケロロ軍曹』主題歌
  • サンバ で 夏だ(2007年5月、ティーエヌミックス)サントリー「ビンゴ☆ボンゴ」CMソング、「ビンゴ〜レ ボンゴレ」名義

DVD

  • 君の席 vol.1 - 3(バップ)
  • ライブ!君の席(バップ)
  • epoch conte square 宇田川フリーコースターズ(バップ)
  • epoch shortfilm square〜錆鉄ニュータウン(キングレコード)
  • おぎやはぎBEST LIVE "JACK POT"(ポニーキャニオン)
  • おぎやはぎの110番(ローランズフィルム)
  • おぎやはぎの人体実験(ローランズフィルム)
  • おぎやはぎ&北陽 ダック引越劇場 ファーストシーズン(ポニーキャニオン)
  • おぎやはぎ&北陽 ダック引越劇場 セカンドシーズン(ポニーキャニオン)
  • おぎやはぎのゴルフが2.8倍楽しくなったらいいんですけど何かご提案でも?(2007年8月24日、バンダイビジュアル)
  • ライブミランカ おぎやはぎトークライブ『〜おぎとやはぎでおぎやはぎです。別に、やはぎおぎでもいいんですけど』(2007年11月、ジェネオンエンタテインメント)
  • 一杯いきますか!! ある意味、不器用です。(2008年8月8日、ギャガ・コミュニケーションズ)
  • 爆笑オンエアバトル おぎやはぎ(2003年10月16日、ポニーキャニオン)

小木博明

DVD

  • ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE(2008年6月23日、コンビニ限定DVD)小木のみ、ハマー役


脚注

出典

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 『中居正広の金曜日のスマたちへ』2006/12/1放送内容
  2. 関西在住30過ぎのライター志望、男!:おぎやはぎは……イイ!(2) - livedoor Blog(ブログ)
  3. サンキュータツオ(2012)『サンキュータツオの芸人の因数分解 GetNavi特別編集』
  4. ラリー遠田(2009)『この芸人を見よ!』CYZO
  5. http://miyearnzzlabo.com/archives/24604 森山良子とおぎやはぎ矢作が語る 小木の人間性|miyearnZZ Labo